状況は、ネストと初期アフターの混在状態。
プラをしていない桧原っ子は、やはり得意のアフター攻めを敢行した。
ネストを少し気にしつつ、レンタルボートで魚探の無い桧原っ子は水温が気になって仕方ない。
水温によっては、末期アフターも有り得る状況で初期アフターを狙うよりもウェイトが良い。
朝一は、一発も含め状況を把握する為、末期アフター及びアーリーサマーのブラックを獲りに向った。

・・・「違う。」

桧原っ子には釣れなかったが、周囲の選手は次々とブラックを釣っている。
しかし、釣れるのは季節感の無いめんこいブラック達。
これで完全に初期アフターに狙いを定め・・・
と、行きたいところだったのだが、「でっけぇ~・・ネストだ!」という言葉が耳に入ってしまった。
しかも直ぐ捕獲された。
横目で伺うと、キロサイズ・・・・
「今のは忘れよう。」そう桧原っ子に言い聞かせ、ポイントを移動した。
よさげなポイントはオイカワがいっぱいいるし、ボイルもしている。
肖ろうと思い、直りキャストをすると、直ぐにベースブラックを捕獲することが出来た。
その後、10分足らずで同サイズとめんこいのでリミットを達成した。
釣っていて分かったのは、減水中が影響しているということ。
それを踏まえ、よりピンを狙うとチョイサイズアップ。
入れ替え先を見ると、いかにもと言うピンを発見。
直ぐにキャストを・・と思ったのだが、回遊オイカワ君達がそのピンに向って泳いでくるのが見えた。
チャンスとばかり、タイミングを合わせキャストを試みると、着水直前でボイルが発生。
着水から1秒待たずして捕食してくれたブラックこそ今回のキッカーブラック君。

捕獲直後「勝ったぁ!!・・・かな?」と声に出してしまった。
その推定800gオーバーのブラックは、このリザーバーではスーパーキッカー。
しかも初戦とは異なり、リミットでのキッカー。
しかし、ここで先ほどのネストブラックが頭を過ぎり、その後は「入れ替え~」と口走り、新たなブラックを探し始めた。
すると、「私はネストのブラックです。」と言わんばかりのブラックを発見してしまう。
その動くネストに甘い期待をし、約90分を費やすが断念。
「やっぱアフターだぁ」と独り言を(釣りをしている時はいつも独り言を言っています。)連発。
次のポイントに移動し、サイトで狙う。
600g程のブラックを発見し、しつこく攻める。

・・・・・・・「ちょいっ。」・・・ルアーにキスをし、その場を立ち去るブラック。

桧原っ子「あぁ~かじってぇ~」
と、去るブラックの背中を見つめていると・・・「ドゥイン。」
400gのブラックが食っている。
どこにいたんだろう?
ブラックが立ち去ってもアクションを止めなかった桧原っ子の諦めの悪さの勝ちである。
帰着まで残り90分弱。
勝ちの確信できるウェイトが欲しいので、入れ替えの為ラストのポイントへ。
約10分の移動後、ブラックの様子を伺うとそこには1本、心配停止状態のブラックが横たわっていた。
先週が脳裏を過ぎる。
瞳孔の開いた目で桧原っ子を見つめるブラック。
キープブラックの中で一番めんこいブラックだが、正直今からの入れ替えは確実性が無い。
数秒悩んだ末、出した結論は『蘇生。』
あくまでも"介護”ではなく"蘇生”である。
桧原っ子は人工呼吸を試みた。

・・・・ピクッ。

弱々しいが、鰓が動いた。
それから1時間程桧原っ子のボート上は、ICU(集中治療室)となった。
ラッキーな事に死魚検査では、半デッドにもならずノーペナルティー。
一瞬、「桧原っ子クリニック開けるかも」と思ったほどである。
結果は残念だったが、色々あったチャプターでした。
でゎ次回更新まで。。。
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